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Oct 25, 2023

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あたらしい国づくりをめざして

-圧政という凶字に抗して自由を守ることが、戦争に値する唯一の大義名分である。- (革命論 ハンナアーレント)

はじめに

この文章を読めるあなたはみな

おぎゃあ!と生まれてでてきちゃった経験があると思われます。

ぼくもそうだったのでしょうか。

昔のことすぎて覚えていません。

ぼくたちがはじめに経験する空間は

おそらくおかあさんのお腹の中でしょう。

おかあさん当本人は、基本的に病院か安全な場所にいます。

包含

いま

ぼくらの身体は国家に属しています。

精神もその身体の内側にあるような心地がする以上

物理的に包み込まれちゃっています。

すっぽんぽんで玄関の外を歩くと、お巡りさんが飛んできますので

ぼくらは洋服を着て歩くことを覚えています。

細身な僕がタンクトップでも着ていれば

お巡りさんが飛んでくることはないにしても

気を利かせた友達がアドバイスしてくれるでしょう。

このように、

ぼくらはここに存在している以上何かしらに影響を与えてしまっています。

あなたには自由でいれる場所がありますか?

ぼくは自分の部屋があったりするかもしれません。

安住の場所にいても

時には何かを強制してくる存在もいます。

お母さんなど

お母さんは代表的な権威のひとつです。

生まれてしばらくすると、家族というグループに参加することになり

はじめは正解のわからないゲームの攻略方法や

簡単なルールを教えてくれました。

学校

これまた代表的な権威のひとつです。

週5日で通うことになり、

社会生活を学びます。

友達の勉強を邪魔したりすると

先生に怒られたり、

近所のお母さん同士が仲良くなったり悪くなったりしながら

ルールのニュアンスを学びます。

小、中、高、大学

と段階を経て大人になります。

誰が用意した道何だろうか?

国家

とてつもなく大きな力が働いているようです。

コッカ(国家)

はじめまして。

ぼくはコッカという存在のどうしようもなさに気づいたものです。

はじめは僕らの手の内にあったのでしょうか。

しっかり意見を聞いて動いてくれる仲だったのでしょうか。

僕たちの手を離れ、大きくなってしまって、

暴走してしまっているようです。

ぼくらが生んだ怪物。

小さな段階から少しずつわが子のように育てていくのはどうでしょう。

ここはひとつ古民家リノベよりも新築で

自分たちの使うものを自ら新しく作ってみたいと思っています。

国づくりの先人たち

これまで様々な人たちが国を作ってきました。

作ったというよりむしろ

必然的に作られた成り行きでしょうか。

(続)

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